最近、人気を集めている高反発マットレスは、寝た時に寝具が下方向からカラダを押し返すようなイメージで、優れた体圧分散を実現するのが特徴。
とくに、一番圧力が集中する腰の部分は、低反発マットレスのように沈み込みが少ないので、腰痛を抱えている方にもおすすめ!
この高反発マットレスを選ぶにあたって知っておきたい、寝具の機能を示す単位について、今回は詳しく説明していきます。
反発力の高さはニュートンで表示
今回は、高反発マットレスの反発力のお話しです。
カラダの圧力を寝具にあずけた時、それを押し返す機能は「N」(ニュートン)という単位で示されます。
これは一言でいうと、「寝具の硬さを示す単位」です。
この数値が低いと、仰向け寝でも、横向き寝でも、腰が沈んでストレスがかかり続けてしまうので、朝起きた時に腰痛が発生することも。
高反発マットレスでNの値が少し高めのタイプを選べば、体圧を理想的に分散した状態で眠れるので、睡眠の質が上がりますし、朝の目覚めもかなり改善されますよ。
N値の目安としては、低反発マットレスは60Nのものが主流となっていますが、この程度だと使用者の体重や体型にもよりますが、沈み込みが激しくなりますね。
60~100Nになると標準的な硬さだと感じ、100N以上になると少し硬めに感じる人が多いようです。
さらに、180Nぐらいになると、かなり反発力が高くなるので、マットレスの力で浮いているような極上の寝心地になります。
寝返りも打ちやすいので、筋肉が少ない女性にもおすすめですよ!
ちなみに、寝姿勢を変える時は意外と力が必要なので、筋肉量が少なくて沈み込みが激しいマットレスで寝ていると、寝返りが打てないことも多いんです。
こうした寝心地や寝返りサポート力を参考にして、最適な高反発マットレスを選んでみてください。