コラム July 16, 2023

冷房をつけても寝室が涼しくならない!快眠を守るための輻射熱対策3選

マンションの最上階や角部屋は、太陽の熱が建物の屋根や壁に蓄積されるため、他の部屋より室内温度が高くなります。
そして、日中にたまった熱は夜になると輻射熱(ふくしゃねつ)となって部屋の内部に移動して、室温が上昇するのです。
猛暑日になると、外より室内の温度のほうが高くなって眠りの妨げとなりますので、本記事で挙げる方法を参考にして快眠環境を整えましょう。

1.すだれやよしずを利用する

ベランダや窓にすだれやよしずを設置すると、ある程度太陽光を遮ることができます。
また、遮熱カーテンを併用することで、室内の温度上昇を抑えられますから、冷房をつけても部屋が涼しくならないという方は、ぜひ、お試しください。

2.ベランダに打ち水をする

家にベランダがある場合は、打ち水を行なって地面を冷やしましょう。
水をかけた付近の気圧が下がるため、空気の流れができて涼しくなりますよ。
打ち水をするタイミングは、気温が下がる夕方がおススメです。
日中は水がすぐに蒸発してしまいますので、あまり効果は期待できません。

3.寝る2時間ぐらい前からエアコンをつける

布団に入るときではなく、寝る2時間ぐらい前に冷房をONにし、さらに扇風機を壁に向けてつけると、輻射熱で温まった壁が冷やされます。
さらに、布団をあげた状態でエアコンをつけておくと、寝具内にこもった熱も放出されて、快適に眠れますので、こちらも実践してみてください。
輻射熱を完全にシャットアウトするのは難しいですが、このような対策をいろいろ試してみれば、熱帯夜の不快感も和らぐことでしょう。
今年の夏の気温は、全国的に平年並みか高いと気象庁から予報が出ていますので、早めに対策を講じましょう。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)