寒い季節になると恋しくなるのが、あったかい飲み物。
ワイン好きの方などは、ホットワインにシナモンやかんきつ類を入れて、寝る前のひと時を過ごしているようですね。
でも、美容にもよいとされているワインですが、飲むタイミングを間違えると肌荒れにつながってしまうんですよ!
成長ホルモンの分泌が減ってしまう理由
わたしたちのお肌を構成する細胞は、常に古い細胞から新しい細胞に生まれ変わっています。
この活動が「新陳代謝」と呼ばれているもので、眠っている間に活性化するんです。
新陳代謝が活発になっている時は、美肌のもとになる「成長ホルモン」の分泌量も多くなりますから、グッスリ眠れば眠るほど、理想的なアンチエイジングが実現するんですよ。
ところが、寝る前に睡眠の妨げになる成分を摂取すると、深い眠りが得られなくなり、成長ホルモンの恩恵にあずかれなくなってしまいます。
その代表的な成分が、ワインに含まれているアルコールです。
ホッとした気分で眠りについても、アルコールの作用で脳が覚醒状態になっていますから、浅い眠りが継続。
そして、体内でアルコールの分解が終了すると、目がパッチリ覚めてしまって、朝まで眠れなくなるなんてことも。
こんな眠りが続けば、紫外線やストレスなどによって発生した肌ダメージが回復せず、老化のスピードがアップしていきます。
高価なスキンケアアイテムを使っても、カラダの内側から衰えが進んできますから、シミやシワ、ほうれい線などがどんどん増えていくのです。
成長の分泌増大につながるのはカモミールティー
そこで、アンチエイジングを頑張っているみなさんにおすすめしたいのが、カモミールティーです。
古くから薬用にも使われてきたこの植物には、ストレスによって高ぶった神経を鎮め、快眠に誘う作用があります。
カモミールティーをホットで飲めば、カラダが芯からポカポカになり、まったりとした気分になれるので、寝つきの悪さも解消。
成長ホルモンの分泌が高まる、深い睡眠が得られるのです。
カモミールティーは、ハーブの中ででもクセがないと評判で、顔のくすみなどを解消する美容成分も含まれています。
気分が落ち着いて深い眠りにつき、成長ホルモンとカモミールの美肌パワーが発揮されれば、お肌がどんどん若返っていくかも!?