室温はエアコンでコントロールしているし、寝具も機能性が高いものを使っている。
それにも関わらず、冬になると夜中に目が覚めたり、朝の目覚めが悪くなったりするという方は、ベッドの位置を見直してみましょう。
窓際にベッドを置くのはどうしてNG?
寝室のイメージ写真を寝具店などのサイトで見ると、窓辺にベッドが置かれていることが多いですね。
見た目が非常にいいですし、理想的な睡眠環境に見えますが、実はこのベッドの位置は、あまりおすすめできないのです。
とくに、冬は窓から入り込んでくる冷気や湿気の影響を受けて、寝ている間に寒さを感じて眠りが浅くなりますし、窓に付いた結露が寝具に移って、寝具内がジメジメしてしまうことも。
また、カーテンの遮光性が低いと、起床時間前に日光の刺激を受けて目が覚めてしまい、睡眠不足を招いてしまいます。
もし、中途覚醒や早朝覚醒が頻繁に発生したら、ベッドがこのような影響を受けていないかチェックしてみてください。
ベッドの位置が変えられない時の対策
冷気や湿気、朝の陽ざしの影響で快眠が妨げられていると分ったら、ベッドの位置を窓から離すのが最適の改善策です。
しかし、部屋のスペースがない場合は、位置を変更できないこともあるでしょう。
そんな時は、カーテンに工夫を施してみてください。
まず、カーテンの下部から侵入してくる冷気や湿気は、丈の長いカーテンを使うことで、ある程度防ぐことができます。
すき間がほとんどできないぐらい、床にしっかり布地が接する長いカーテンに取り替えてみてください。
また、冬のカーテンは遮光性があることも重要です。
光を浴びるとわたしたちの脳は覚醒してしまいますから、起床時間の30分ぐらい前までは、完全に遮断しなくてはなりません。
太陽光が通過するようなカーテンでしたら、遮光カーテンに変えてみてください。
さらに、起床時間になるとカーテンを自動的に開けてくれる器具を取り付ければ、寝起きの気分は驚くほどすがすがしくなります。
この記事を読んだ後、「カーテン 自動 開閉」というキーワードで検索してみてください。
お手頃価格で購入できるグッズが、いろいろ見つかりますよ。