昔から、健康や美容目的で愛飲されてきた緑茶ですが、近年の研究で快眠をサポートする効果があることが分かりました。
春は睡眠リズムが乱れがちで、ストレスもたまりやすくなりますから、みなさんも緑茶パワーを利用していきいきとした生活を送りましょう!
お茶から摂れるテアニンの作用とは?
春は生活環境が変わる時期なので、なにかとストレスがたまりやすくなります。
ストレス解消がうまくできないと、生命活動をコントロールする自律神経がダメージを受け、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりといった不眠症状につながるんです。
こうしたトラブル防止にひと役買うのが、緑茶に含まれている「テアニン」という成分。
テアニンには、心身をリラックスさせる作用があるため、毎日飲む習慣を身につけると、ストレスへの対応力が高まるんです。
この成分は、寝る前に摂取すると快眠につながりやすいため、最近人気が集まっている睡眠サプリにも配合されています。
もちろん、緑茶を飲むことでもテアニンは摂取できますが、朝と夜とで飲み方を変える必要があるんです!
朝はホットで、夜は常温で飲むのが基本
朝は体温が下がっていますので、寝起きにホットの緑茶でカラダを温めつつ、寝ている間の発汗で失われたカラダの水分を補いましょう。
昼も温かい緑茶でリラックスすると、午後の活動量も上がって、仕事や家事の効率もアップし7ますよ。
注意したいのは、夕方過ぎに飲むケースです。
緑茶には眠気を妨げるカフェインが含まれていますので、ホットで飲むと寝つきが悪くなる可能性があります。
しかし、緑茶は水出しすることでカフェインが発生せず、テアニンだけでなく、免疫力を高めるビタミンCや「エピガロカテキン」をたくさん摂取できるんです。
こうした特性を考えて、夕方以降は緑茶を水出しで作りおきし、常温で飲むようにしてみてください。
冷えの解消、快眠、健康増進など、さまざまなうれしい効果を実感できることでしょう。