コラム February 21, 2019

寝る前に考え事をしてしまう方は注目!“脳温”を下げて快眠を得る方法

わたしたちのカラダは、寝る前に体温を下げて1日の疲労回復の準備に入ります。 しかし、寝室環境が悪化していたり、寝る前にお風呂に入って体温を上げたりすると、温度が高いままになって寝つきが悪い状態に・・・。 とくに、脳の温度が下がらないと、深い眠りも得られなくなりますから、本記事で紹介するカンタンな方法で快眠を目指してみてください。

昼間のストレスも頭を冷やして解消!

布団に入った後に、昼間に起こった嫌な出来事を思い出したり、明日の仕事のプレッシャーを感じたりすると、ネガティブな考えが止まらなくなってしまい、寝つきが悪くなることがありませんか? とくに、ストレス発散をする時間もなく、忙しい日々を送っている方は、毎晩このような状態に陥ってしまい、睡眠不足になりがちです。 そんな時は後頭部を冷やして、外部から「脳温」を下げてみましょう。 眠りにつく時は、脳の温度が下がった状態にならないと眠気が発生しにくくなりますし、マイナス思考に支配されて興奮状態に陥ってしまいます。 そこでおすすめしたいのが、ミニサイズの保冷材の利用です。 タオルに巻いて頭の下に配置すれば、脳の温度が低下していきますので、寝つきの悪さが改善できて、ストレス解消につながる深い眠りに誘われますよ。

脳温を下げる時の注意点

脳を冷やす習慣は快眠体質につながりますが、注意したいのは、首を冷やさないようにすることです。 首には太い血管が通っていますので、ここを冷やしてしまうとカラダ全体が冷えてしまい、かえって寝つきが悪くなってしまいます。 こうしたトラブルを避けるためにも、保冷剤はなるべく小さいものを使い、後頭部に当たるだけにするようにしましょう。 夏になると、暑苦しくて枕型の保冷グッズを使う方も多いですが、この場合も冷やすのは頭だけと覚えておいてください。 また、保冷剤を使っても、枕の通気性が低下していたら、寝ている間の発汗で寝苦しさを感じて眠りが浅くなります。 ですから、枕もこまめに陰干しをするなどして、水分をしっかり放湿するようにすることをお忘れなく。 何年も使っている枕でしたら、すでに寿命が過ぎている可能性がありますので、寝心地が良くて通気性が高い新しい枕に替えることも検討すべきですね。