コラム May 11, 2019

朝起きたら腕がしびれている!腕に頭を乗せて寝る人は枕を替えるべき!

みなさんは布団に入ったとき、どんな寝姿勢になっていますか? 無意識のうちに腕の上に頭を乗せている方は、枕に問題があるかもしれません。 この状態で寝ていると、眠りも浅くなってしまうので、今すぐに寝姿勢を見直し、睡眠環境を改善しましょう!

枕は頭部の圧力を吸収するための寝具

ベッドに横になると、体重が各部に分散されますが、その圧力は部位によって異なります。 一番力がかかるのは腰で、体重の44%ぐらいの重みが敷寝具にかかるため、沈み込むようなマットレスで寝ていると、この圧力が腰に直接かかり、朝起きた時の腰痛につながるのです。 また、頭部には体重の8~9%ぐらいの力が加わります。 これを吸収するのが枕の役割なのですが、高さが合わないと腰と同じようにストレスが加わり、頭痛や首の痛み、肩こりなど、さまざまな症状が発生するんですね。 枕の高さは、人によって好みが変わりますが、仰向けで寝た時に目線が5度ぐらい下がる状態になるのが理想とされています。 布団に入った時、無意識で腕を枕の上に置き、その上に頭を乗せている方は、枕が低すぎる可能性があります。 逆に、枕に頭を乗せた時、首が持ち上がるような姿勢になっていたら、次第に首の骨が真っ直ぐの状態になる「ストレートネック」を発症するかもしれません。

腕に頭を乗せて寝ると眠りが浅くなる?

枕は寝心地も大切ですが、首のカーブにしっかりフィットした枕を選ぶことが、快眠と健康を守る基本と心得てください。 腕に頭を乗せて寝ている方は、寝ている間に手の血行も悪くなってしまいますし、しびれを感じて夜中に目が覚める回数が増えてしまいます。 こうなると、深い睡眠が得られなくなりますので、常に疲労がたまった状態になり、ストレス耐性も低下するのです。 眠りにつく時は普通の寝姿勢になっていても、朝起きた時に手のしびれを感じている方は、寝ている間に枕の高さを調整するために、腕に頭を乗せている可能性があります。 この状態を放置しておくと、カラダの免疫力がどんどん下がり、重篤な病気を引き起こすリスクが高まりますから、自分の頭にフィットする枕を購入しましょう。 肌触りもよく、適度な反発力がある枕でしたら、理想的な深い睡眠が得られますよ!