コラム October 08, 2018

寝る前のスマホが入眠を妨げる意外な理由!快眠を得る簡単な方法は?

寝る前のわずかな時間でも、スマートフォンの操作をしている方が非常に多くなっています。

実はこの習慣がわたしたちの入眠をさまたげて、疲労やストレス蓄積を引き起こし、心身の不調につながっていることを、みなさんはご存知ですか?

寝る時は副交感優位の状態に

寝る時は副交感優位の状態に

わたしたちのカラダは、日中は行動力をアップさせるために血流や心拍数などが上昇して、脳の活動力も上昇します。

しかし、24時間この状態が続くと心身の疲労がたまってゆくので、夕方過ぎからカラダはもちろんのこと、脳の活動も緩やかになってゆくのです。

こうした身体のコントロールを行なうのが、交感神経と副交感神経からなる自律神経。

2つの神経は対になってはたらき、行動を後押しする交感神経は夜におさまり、副交感神経が優位の状態になります。

しかし、脳を活性化させる行動が習慣になっていると、寝る時も交感神経優位の状態に陥り、入眠の妨げになるのです。

その行動の1つが「寝る前のスマートフォン操作」で、画面から照射されるブルーライトが脳の動きを活発にし、眠りにつくまで時間がかかる「入眠障害」を引き起こします。

スマホはベッドから離れた位置に置く習慣を!

スマホはベッドから離れた位置に置く習慣を!

スマホによる脳の覚醒は、「情報を検索する」という活動でさらに進みます。

知りたい情報を得るための検索、SNSのチェックといった行為を続けると、脳の活動はどんどん活発になってゆき、副交感神経がはたらかなくなって入眠しくい状態になるのです。

こうした習慣を改善するためにも、今日からベッドに入る時は、スマホを手の届かない位置に置いてみてください。

入眠するまでに時間がかかると悩んでいる方は、次第に寝つきがよくなることが期待できますよ。