コラム July 28, 2019

目覚めの悪さを光で解消!音ではなく光で目覚めるメリットは?

わたしたちの睡眠に影響を与える要因はたくさんありますが、なかでも重要なのが「光」 です。
朝起きたときに眠気を強く感じても、次第に目が覚めてカラダや脳が動き出すのは、太陽 光などの光の刺激によって心身が覚醒するからなのです。
しかし、これからの季節は日が昇る時間が遅くなり、カラダが光を浴びる時間もズレてし まうため、目覚めが悪くなる傾向に・・・。 寝起きの気分が悪いと、1日の活動力も低下してしまいますから、秋から冬にかけてのシ ーズンは、”光目覚まし時計”を使ってみましょう。 shutterstock_158901410

目覚めの気分がいいと布団からもスンナリ出られる!

日に日に、気温が下がっていく今の時期は、布団から出るのもおっくうになって、憂うつ な朝をむかえるようになりますね。 朝起きたらすぐにカーテンを全開にして、太陽光を全身に浴びれば、心身が活動モードに 入って目もすぐに覚めるのですが、寒い季節はこのカンタンな行動がなかなか実践できま せん。
そこで、みなさんにおすすめしたいのが、音ではなく光の刺激で起こしてくれる目覚まし 時計です。 セットした起床時間が近づくと、カラダ全体に光を当ててくれるこの時計は、そのやさし い刺激で冬でも心地よい目覚めをもたらしてくれます。
しかも、今までのように音のストレスを受けることなく自然に起きられるようになります ので、朝から行動力がアップして、午前中から仕事や家事がとてもはかどるんですよ。 shutterstock_165362639 (1)

体内時計の乱れを防ぐのにも役立つ!

光目覚ましを使うと同時に、起床時間に合わせて暖房のスイッチが入るようにタイマー設 定しておけば、起床してすぐに布団から出られるようになり、体内時計をリセットさせる 日光浴もできます。 このような朝習慣を身につければ、夜の寝つきがよくなるうえに、ストレス解消や疲労回 復が進む”深い眠り”が得られるようになるんです。
日光浴をした後、ラジオ体操などの軽い運動をしたり、顔を洗うついでに手足の先をお湯 で温めたりすれば、さらにカラダの切れがアップしますよ!
寒い季節は、ウイルス感染などのリスクが高まり、カラダの免疫力も低下するので、今回 紹介した朝のひと工夫で、睡眠の質をどんどん向上させましょう。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)