コラム December 03, 2019

【朝から飲みたい冬の快眠みそ汁3選】眠りが深くなる具材とは?

これから気温がさらに下がって、寒い冬が本格化しますが、みなさんは体温の源となる朝食をしっかり食べていますか?

布団から出るのが億劫になるような朝こそ、栄養バランスにすぐれた食事をとることが、快眠の第一歩です。

そこで今回は、冬の季節におすすめのみそ汁のレシピを3つ、ご紹介します。
カンタンに作れるうえに、日中のパフォーマンスもアップしてくれますので、ぜひ、明日の朝からお試しください!

こうしたカラダの仕組みをふまえて、眠りに不安を抱えている方はもちろんのこと、冷えで困っている方も、“朝のみそ汁習慣”を身につけてみませんか?

おすすめレシピ1:納豆とねぎのみそ汁

みそや納豆などの大豆製品には、睡眠ホルモンである「メラトニン」の原材料となる「トリプトファン」が豊富に含まれています。

朝食にこの栄養素を摂ると、ちょうど寝るころにトリプトファンに変わりますから、朝ごはんのメニューに大豆多めのみそ汁は、ピッタリなんですよ。

おすすめレシピ2:ツナのみそ汁

わたしたち日本人の食事に不足しがちな魚は、朝から食べることをおすすめします。
とは言っても、忙しい時間帯に魚を焼くのは面倒ですから、ツナ缶をみそ汁の具にしてしまいましょう。
さきほどお話ししたトリプトファンが体内で効果的にはたらくには、ビタミンB6が不可欠。

このビタミンを豊富に含むのが、まぐろなどの青魚というワケです。

ちなみに、缶詰の汁には、血行を良くするDHAが溶け込んでいますので、みそ汁と一緒に飲み干してくださいね。

おすすめレシピ3:ジャガイモとチーズのみそ汁

朝はご飯ではなく、パンという方は、ジャガイモとピザ用のチーズをみそ汁の具にしてみましょう。
みそとチーズは相性がよく、食欲がない時でも飲めてしまうから不思議。
ちなみに、チーズもトリプトファン含有量が多い食材です。
お好みでパセリやコショーをかければ、朝から大満足の食事になります。

不足するビタミンB6は、デザートのバナナで補いましょう。

最近は、サプリメントを利用している方が増えていますが、快眠に必要な栄養素は食事で摂るのが基本です。
3度の食事のなかでも、朝食は元気と快眠の源となりますから、毎日飲んでも飽きないみそ汁を中心に、健康生活を送りましょう。


(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)