【美容の大敵4つ】寝る前に絶対避けるべき老化が進む習慣とは？

どんなに高価なスキンケアアイテムを使っていても、睡眠の質が低かったら、肌老化は進む一方です。
みなさんは、下記に挙げる行動が習慣になっていませんか？
いずれも、“百害あって一利なし”で、アンチエイジングに一番必要な「成長ホルモン」の作用を妨げます。

1.タバコを吸ってから寝る

タバコを吸うとリラックスするというのは、実は大きな間違い。
ニコチンには強い覚醒作用があるので眠りが浅くなりますし、喫煙期間が長いと依存性も高まります。
体内のニコチン量が減ると、ココロが不安定になるため、タバコを吸うと気分が落ち着くと感じるだけなんです。

2.寝酒は睡眠薬の代わりにはならない

お酒は心身をリラックスさせてくれますが、寝酒が習慣になると、こちらも脳が覚醒状態に陥り、睡眠の質がどんどん低下します。
また、アルコールが体内に入ると、肌トラブルを引き起こす活性酸素が増えるため、乾燥状態が進んでシミやしわが増えるのです。

3.遅い時間に食事をする

わたしたちのお肌は、常に古い細胞が新しい細胞へと生まれ変わり、ハリやツヤを維持しています。
このはたらきを促すのが、「成長ホルモン」なのですが、寝る時に食べ物が胃に入っていると、その分泌量が減少するのです。
成長ホルモンは、眠りについてから3時間の間に分泌量が最大になりますので、寝る前の食事は極力避けるようにしましょう。

4.寝る前にカフェイン飲料を飲む

コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料には、強い利尿作用があります。
寝る前に飲んでも睡眠に影響しないという方でも、夜中にトイレで目が覚めることがありますで、夜はノンカフェイン飲料を飲むべきです。
ハーブティーや白湯などで、カラダを芯から温めるとぐっすり眠れますし、血行もよくなって美肌になれますよ。

アンチエイジングは、外側からのケアに重点を置きがちですが、カラダの仕組みを知れば、内側からのケアも不可欠であることがお分かりいただけたと思います。

当たり前のように繰り返してきた習慣を正すだけで、お肌は驚くほど生命力を取り戻すことがありますので、この機会に正しいアンチエイジングに切り替えていきましょう。

（監修：精神科医・内科医　豊田早苗医師）