コラム July 27, 2022

夏こそカラダを温める!快眠体質につながる3つの生活習慣とは?

うだるような暑さが続くと、冷たい飲み物を飲む機会が増えますよね。
しかし、飲みすぎには要注意です。
カラダを冷やしすぎると自律神経のはたらきが鈍くなって、睡眠にも悪影響を及ぼしますよ。
本記事では、夏シーズンに徹底したい"カラダを冷やさない3つの習慣"について解説していきます。

1.お風呂のお湯にしっかり浸かる

夏の入浴はシャワーで済ませがちですが、自律神経の乱れを防ぐためにも、なるべくお湯に浸かるようにしてください。
38度前後のぬるま湯に15分ぐらい浸かると、昼間の疲れが取れやすくなります。
このような入浴法を布団に入る2時間前に実践すると、入浴後に体温が急降下して寝つきの良さにつながるというメリットもあるんです。

2.エアコンの風にあたりすぎない

熱中症予防にエアコンの使用は不可欠ですが、冷風に長時間当たっていると、自律神経の体温調整機能が鈍くなってきます。
とくに、外出先から帰ってきてすぐにエアコンで涼む行為は、自律神経の乱れによる「寒暖差疲労」を招くんです。
自律神経は5~7度の温度変化に弱いという性質がありますので、急にカラダを冷やすのはNG。
まずは、タオルで汗を拭いて少し体温を落としてから、冷房でクールダウンするようにしてください。

3.寝る前の水分補給は白湯で!

寝る前に冷たい水を飲むと、カラダが冷えるのはもちろんのこと、膀胱が刺激されて夜中に何度もトイレに行きたくなります。
そうなると睡眠の質が落ちて夏バテを起こしやすくなるので、寝る前は白湯(沸騰させた水)を飲むようにしてください。
朝までグッスリ眠れるようになって、猛暑を乗り越えるカラダづくりの基盤になります。
暑いとすぐにカラダを冷やしたくなりますが、生命活動をコントロールしている自律神経はとてもデリケートで、冷えに弱いということを覚えておいてください。
自律神経の乱れが抑えられれば睡眠の質が上がり、暑さに強い体質に変われることが期待できますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)