コラム December 24, 2022

掛布団の重ねすぎはNG!背中を温めるほうが快眠に効果的な理由とは?

みなさんは布団に入って寒いと感じたとき、どのような方法でカラダを温めていますか?
寒さで寝付けなくなると、掛布団を何枚も重ねて寝る方が多いですが、この寝具の使い方はNGです。
布団をたくさん掛けるより、背中(敷布団)を温めるほうが、心地よい眠りにつくことができるんですよ!

掛布団の重ねすぎがNGなのはなぜ?

寝る時にカラダの上部から過剰な圧力がかかると、眠りが浅くなってしまいます。
寒いと何枚も布団を重ねてしまいがちですが、布団の重さでカラダが圧迫されて血行不良も招いてしまうんですね。
また、布団が重いせいで寝返りが打ちにくくなるので、カラダの一部に体圧が集中して眠りの深度が浅くなりますし、腰痛や背筋痛を発症することも。

さらに、寝具による圧迫感から呼吸が苦しくなってしまい、睡眠の質がどんどん低下するリスクが高まるんです。
こうした理由から、掛け布団を何枚も重ねるのは快眠にNGと言えるのです。

寝る前の掛布団を温めておくメリットとは?

寒い冬は冷え切った布団に入るのもつらく、眠気が飛んでしまうこともありますよね。
そこでみなさんに実践して頂きたいのが、布団に入る前から寝具を温めておく習慣です。
わたしたちのカラダには、寝る時間が近くなると深部体温(内臓や脳などカラダの中の温度)を下げて、心身をリラックスさせる機能があるんですね。
深部体温が下がると副交感神経が優位に立ち、自然に眠気が訪れます。

この深部体温は、手足の先から熱を放出して下がっていくのですが、布団の中が冷たいと手足の末梢血管が収縮してしまい、体温が下がらなくなってしまうんです。
深部体温を下げて寝つきをよくするためには、手足を温める必要があるので、冬は掛け布団をあげた状態で布団に入る前から暖房をつけておくのがおすすめ。

掛け布団はもちろんのこと、背中が接触する敷布団を温めておくようにしましょう。
背中には脂肪を燃焼しながら体温調節をする褐色細胞が多く存在しているので、ここを温めることで血行が良くなってカラダ中が温まります。
もし、今使っているマットレスがへたっているとか、陰干しをしても湿気が飛ばない場合は、快眠を守るために迷わず新しい寝具に買い替えましょう。
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