コラム March 16, 2023

冬の寝起きにこそ試したい!朝はツボ押しでスッキリとした目覚めを!

「朝起きるとボーっとしている・・・」
「スッキリと目覚めることができない・・・」
このようなお悩みを持つ方、多いのではないでしょうか。
一日のスタートとなる朝は、気持ちよく目覚めたいものですよね。

そこで今回は1分で心身がシャキッとする、眠気覚ましのツボを紹介します。
ベッドに横になったままでできるので、明日の朝からツボ押しを実践してみてくださいね。

目頭にあるツボ晴明で目覚めスッキリ!

目頭のほんの少し上(鼻の骨の上付近)の内側に、「晴明(せいめい)」と呼ばれるツボがあります。
皮膚がやわらかい部分なので、ツボ押しするときは眼球を傷つけないよう気を付けて、押すというよりは"つまんで引っ張る感じ"をイメージして行ないましょう。

まず、息を吐きながら、鼻の根本に向かってやさしくツボ押ししてください。
そして、息を吐きながら目の上の骨に親指の先を添えるようにして、骨を上に押し上げます。
次に、両指先を左右の目の下側の骨に添えて、骨を下に広げる感じで押してください。
この時も、息を吐きながら指を動かすことをお忘れなく。
数分続けていると、目の周りがすっきりとして目がパッチリと覚めますよ。
晴明のツボは目覚めをスッキリさせるだけでなく、疲れ目にも効果的なので、スマホやパソコンの作業で目を酷使した時にも有効です。

手の甲にあるツボ「合谷」でさらに覚醒

人差し指と親指の骨が合わさった手の甲部分から、少し人差し指側のくぼんだ部分にあるツボが「合谷(ごうこく)」です。
この部分を人差し指側に押し込むようにして、長めに押してください。
力を強めに入れて押すと、強い刺激で眠気も解消されますよ。

最後に百会を押して気分スッキリ!

頭頂部の真ん中あたり、左右の耳の一番高いところを結んだラインに少し凹んだ部分があるのですが、これが「百会(ひゃくえ)」というツボです。
このツボは自律神経を整える働きがあるので、ゆっくり押すと、次第に気分がスッキリとしてきます。
百会は「百病に効く」とされる万能のツボなので、不眠やストレス、頭痛、耳鳴り、血行不良、低血圧など様々な症状に効果的です。
目覚めのツボであるとともに入眠時や体調不良の時のセルフケアとしても役立ちますよ。
今回ご紹介したツボ押しは、朝だけでなく午後の仕事中に眠くなった時などにも有効なので、ぜひお試しください。