コラム May 07, 2023

コーヒー好きの方必見!寝つきを妨げないカフェインとの付き合い方

睡眠の質を上げるために、好きなコーヒーを我慢している方って多いですよね。
確かに、コーヒーに含まれるカフェインは脳を覚醒して、寝つきの悪さを招きます。
しかし、好きなものを我慢しているとストレスが溜まりますし、コーヒーのすべてが睡眠に悪いというワケではありません。
本記事では、コーヒーのデメリットだけでなくメリットについて解説していきます。
カフェインの特徴をしっかり押さえて、おいしいコーヒーでストレス解消しましょう!

コーヒーを飲むメリットとは?

コーヒーに含まれるカフェインには、神経伝達物質であるドーパミンの分泌を促進させる働きがあります。
ドーパミンが活性化すると交感神経が優位になり、前向きな気持ちや幸せな気分になるので、日中のパフォーマンスがアップするんですね。
昼間の活動が活発になれば、適度な疲労がたまりますから、夜は深い眠りにつくことができます。

また、カフェインを摂ると血管が開くため、血液循環が良くなるというメリットも見逃せません。
末梢血管の血行不良も改善されるので、免疫アップや疲労回復といったうれしい効果も期待できます。

それだけではなく、淹れたての香ばしいコーヒーには「ピラジン」という香り成分が含まれていて、脳のα波が活性化されるとともに、リラックス状態に導いてくれるのです。
コーヒーに含まれるカフェインは、覚醒作用だけに注目されがちですが、高いリラックス効果があることも覚えておきましょう。

コーヒーのデメリットとうまく付き合う方法

みなさんもご存じの通り、コーヒーに含まれるカフェインには、脳の覚醒作用もあります。
頭が冴えて眠れなくなるといった悪影響を及ぼす時間は、一般的には4時間くらいといわれていますが、人によっては7~8時間続くことも。
ですから、寝つきが悪いと感じている方は、コーヒーを飲む時間を午前中までにしてください。

また、コーヒーを飲む量ですが、WHOでは健康な成人の場合、1日カップ3杯(400ml)が適量としています。
飲みすぎは睡眠への悪影響だけでなく、胃腸へのダメージ増大や成長ホルモンの分泌が減少してしまうということも忘れないでくださいね。
コーヒーブレイクという言葉があるように、人間の集中力や体力には限度がありますから、このようなカフェインの特徴を踏まえて、コーヒーでうまくストレスを解消していきましょう。
コーヒーの香りで脳とカラダを休めれば、仕事や家事の効率が上がりますし、快眠につながりますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)