春のポカポカ陽気が続いたかと思うと、急に気温が低下する春シーズンは、寒暖差にカラダがついてゆけず、自律神経が乱れて睡眠の質が悪化しやすくなります。
こんな時にこそ利用したいのが、香りによる心地よい刺激。
鎮静作用があるアロマを活用すれば、深い眠りについて自律神経のはたらきも正常に戻るんですよ。
お風呂で使えばココロの疲れも取れる
女性のあいだで大人気のアロマは、植物や果物から抽出した香りを美容や健康に取り入れる自然療法です。
アロマオイルを専用ポッドで温めれば、部屋中が癒しの香りで包まれますし、お風呂でリラックスタイムを楽しむためのグッズもたくさん発売されています。
最近は、仕事の疲れがたまった男性にも利用者が増えていて、お気に入りの香りを探す楽しみも人気に拍車をかけているようですね。
アロマには多種多様な種類がありますが、最近よく眠れないとか、朝起きた時から憂うつな気分になっている方は、自律神経に作用する香りを選んでみてください。
とくにおすすめなのは、ヒノキとジャスミンです。
ヒノキの枕を快眠サポーターに
温泉の湯船の素材でもおなじみのヒノキは、枕の素材としても使われます。
ヒノキはチップ状になっていますので、ここにヒノキオイルを数滴たらせば、まるで森林の中で眠るような心地よさが得られるんですよ。
また、ジャスミンには副交感神経のはたらきを活性化する作用がありますので、タオルなどにオイルを染みこませて枕元に置いてみましょう。
クセのない爽やかな香りが深い睡眠に誘い、疲労回復とストレス解消が進みますよ。
ただし、いずれのアロマも、まれにアレルギー反応が出ることがあります。
アロマを使った時にカラダがかゆくなったり、くしゃみが出たりしたら、すぐに使用をストップしてくださいね。