コラム June 28, 2019

【寝る前のスマホがNGであるもう1つの理由】電磁波がホルモンを破壊?

わたしたちの脳は夜になると、心身の休息を促すために「メラトニン」というホルモンを 分泌して眠りに誘います。 しかし、日常的に行なっているある行動がこのホルモンを破壊して、不眠症を引き起こす こともあるんですよ。

ホルモンを破壊する正体は電磁波

メラトニンは夜になると脳から分泌されて、その2時間後ぐらいに眠気を発生させます。
しかし、スマートフォンを布団に入ってからも操作する習慣があると、その画面から照射 されるブルーライトの影響で、脳が興奮状態に陥って寝つきが悪くなるんです。 shutterstock_544852936 さらに、最近の研究では、同じくスマートフォンから発生する電磁波が、メラトニンを破 壊することが分かりました。
つまり、夜にスマートフォンを操作する時間が長くなればなるほど、不眠リスクが一気に 高まるということなのです。 今は睡眠に影響が出ていなくても、体内リズムが崩れてメラトニンの分泌量が低下してい る可能性がありますから、みなさんも夜の行動を今すぐに見直してみてください。

スマートフォンは夜の10時に電源をOFF

不眠はさまざまな要因が重なって発生しますが、毎日使っているスマートフォンは、夜間 に使用することで少なからず快眠に悪影響を与えます。
これにストレス過多の状態や、夜型の生活、不規則な起床時間といった生活習慣が加わる と、睡眠障害を引き起こすリスクはどんどん高まり、ひいては心身の病につながるのです。 shutterstock_443201446 ですから、夜はなるべく早い時間にスマートフォンの電源を切って、光や電磁波の影響を 受けないようにしましょう。
このような習慣を取り入れると、最初のうちは気分が落ち着かないかもしれませんが、快 眠と健康を守るためと自分に言い聞かせ、夜はスマートフォンを使わないことを当たり前 と考えるようにしてくださいね。