コラム May 22, 2019

真夏に備えた快眠サイクルを作る!朝の15分ウォーキングがおすすめ!

寝苦しい夜が続くと、疲労が回復しませんし、ストレスへの対応力も低下して、次第に心 身が弱っていきます。
これに猛暑が加わると、夏バテ一直線ですね。
今年の夏も熱くなりそうですから、このような生活の質の低下を招かないようにするため にも、今から快眠体質づくりを始めましょう! shutterstock_124050577 (5)

朝の散歩が快眠への近道になる

目が覚めた時は眠くても、カーテンを開けて日光浴をすると、次第に脳が覚醒してカラダ の動きも機敏になっていきますよね。
これは、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が止まるからです。 メラトニンは分泌が止まった15時間後に再分泌が始まり、夜の睡眠を促します。 こうしたカラダのリズムを維持することが、快眠と健康、そして美容を維持するための第 一歩になるんです。
そのために、みなさんに実践してほしいのが、朝のウォーキング(10分程度)です。 メラトニンの分泌が止まった後は、体内でセロトニンという物質が生成されます。 セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、その分泌量が高まると気分がどんどん よくなり、ストレスへの対応力も高まるのです。
このセロトニンの分泌も、太陽光が関わっています。 shutterstock_242640412

おいしい朝食でさらに快眠体質が強化!

セロトニンは、メラトニンの原料になる物質で、こちらも適度な日光浴でその生成量が増 えます。 ただし、太陽光には紫外線が含まれていて、これを大量に浴びることで疲労物質が増大す るのです。 ですから、紫外線の量が多くなるこの季節は、陽ざしが弱い朝のウォーキングがおすすめ なんですね。
朝起きて、このような軽い運動を行なえば、胃腸の動きも活発になり、朝からしっかり食 事が取れるようになります。
そして、朝食メニューに「トリプトファン」というアミノ酸を摂ると、日中のセロトニン 生成が促され、さらにメラトニンの分泌量が高まるため、理想的な快眠サイクルが出来上 がるのです。 トリプトファンは、牛乳やヨーグルトなどの乳性製品、大豆製品やバナナに含まれていま すから、こうした食材を毎朝摂るようにしてください。 shutterstock_501237385 (1) このような朝時間を過ごせば、日に日に、快眠体質が強化されていきます。
夜はぐっすり眠り、朝は気持ちいい気分で目覚めれば、暑い夏も心身がへこたれることな く、充実した日々が送れるでしょう。