コラム
December 24, 2019
【お酒やカフェイン飲料以外にもある!】寝る前に避けるべき飲料は?
快眠を妨げる飲料と聞いて、真っ先に思いつくのが、アルコールが含まれたお酒とカフェイン飲料ですね。
いずれも、脳を覚醒させて寝つきを悪くしますし、利尿作用を高めて、夜中にトイレで目が覚める頻度を高めます。
実はこれらのほかにも、寝る前は避けたい飲料があります。
それは、ココアや清涼飲料水など、砂糖が入った飲料です。
これは、東洋医学の考え方で、夏が旬の野菜や果物や、白色の食べ物などが陰性食品に該当するんですね。
陰性食品の代表格として挙げられるのが、リラックス作用もある砂糖です。
適量でしたら、さほど気にする必要はありませんが、摂取量が多くなればなるほどカラダが冷えて、寝つきの悪さや浅い眠りを招きます。
したがって、ココアや清涼飲料水などは、寝る前に避けるべきドリンクと言えるのです。
ストレスがたまっている時など、どうしても、寝る前に甘いドリンクが飲みたくなったら、黒砂糖などで味付けされたものを選んでください。
同じ砂糖でも、生成される前の茶色い黒砂糖は、体を温める陽性食品に分類されるんですよ。
ただし、糖分にはもう1つ、快眠を妨げる作用があることも覚えておきましょう。
呼吸数や血圧は低下し、疲労回復の準備を進めるんですね。
しかし、このタイミングで糖分を摂取すると血糖値が上昇し、これを抑えるためにインシュリンが分泌されます。
そして、血糖値が下がると、今度は脳を興奮させる物質であるアドレナリンが分泌されるため、副交感神経ではなく、眠りを妨げる交感神経が活性化してしまうのです
このような理由から、寝る前に糖分が含まれた飲料の摂取は、極力避けるべきと言えます。
もし、寝る前に少し甘い刺激がほしくなったら、ステビアやハイビスカス、リコリスといったハーブティーを飲んでみてください。
香りで心身が癒されて、深い眠りにいざなわれますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)
いずれも、脳を覚醒させて寝つきを悪くしますし、利尿作用を高めて、夜中にトイレで目が覚める頻度を高めます。
実はこれらのほかにも、寝る前は避けたい飲料があります。
それは、ココアや清涼飲料水など、砂糖が入った飲料です。
精製された食品は体を冷やす
わたしたちが摂っている食べ物は、体を冷やす性質がある陰性食品と、逆に、ポカポカにしてくれる陽性食品に分かれます。これは、東洋医学の考え方で、夏が旬の野菜や果物や、白色の食べ物などが陰性食品に該当するんですね。
陰性食品の代表格として挙げられるのが、リラックス作用もある砂糖です。
適量でしたら、さほど気にする必要はありませんが、摂取量が多くなればなるほどカラダが冷えて、寝つきの悪さや浅い眠りを招きます。
したがって、ココアや清涼飲料水などは、寝る前に避けるべきドリンクと言えるのです。
ストレスがたまっている時など、どうしても、寝る前に甘いドリンクが飲みたくなったら、黒砂糖などで味付けされたものを選んでください。
同じ砂糖でも、生成される前の茶色い黒砂糖は、体を温める陽性食品に分類されるんですよ。
ただし、糖分にはもう1つ、快眠を妨げる作用があることも覚えておきましょう。
糖の摂取で脳が活性化する理由とは?
わたしたちは眠りにつくとき、休息モードに入るために副交感神経が優位になります。呼吸数や血圧は低下し、疲労回復の準備を進めるんですね。
しかし、このタイミングで糖分を摂取すると血糖値が上昇し、これを抑えるためにインシュリンが分泌されます。
そして、血糖値が下がると、今度は脳を興奮させる物質であるアドレナリンが分泌されるため、副交感神経ではなく、眠りを妨げる交感神経が活性化してしまうのです
このような理由から、寝る前に糖分が含まれた飲料の摂取は、極力避けるべきと言えます。
もし、寝る前に少し甘い刺激がほしくなったら、ステビアやハイビスカス、リコリスといったハーブティーを飲んでみてください。
香りで心身が癒されて、深い眠りにいざなわれますよ。
(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)