まもなく、本格的な冬がやってきますね。
この時期につらいのは、布団に入っても手足の先が冷たくなっていて、寒くて眠れない状態になること。
寝つきが悪くなるだけでなく、深い眠りの妨げにもなりますから、冷え症の方は、今回紹介する「寝る前の温活」を試してみてください。
男性にも増えている冷え症
女性は男性より熱を作り出す筋肉の量が少ないため、冷え症になりやすい傾向にあります。
さらに、気温が下がるこの季節は、リビングにいる時はポカポカでも、布団の中は冷え冷えとしているため、寒くて寝られなくなり、睡眠の質が低下してしまいますね。
こんなツラい症状にお悩みの方は、これから紹介する温活を習慣にしてみてください。
寝つきが驚くほどよくなって、冷え症の改善にもつながりますよ!
寝る前の温活①:足湯をする
布団に入る直前に浴室に行って、バケツなどにお湯をはり、足湯を行ないましょう。
カラダが芯からポカポカになりますよ。
ただし、浴室の気温には注意してくださいね。
寒い場所で足湯をすると、逆に、上半身が冷えてしまう可能性があります。
寝る前の温活②:手湯をする
足先を温めたら、今度は手先の温度を上げましょう。
方法はカンタンで、洗面台にお湯をためて、そこに手を浸けるだけ。
氷のように冷たかった手も温度が上がり、しばらくは快眠に最適な温かさをキープできますよ。
寝具の見直しポイントは?
寝る前の温活③:生姜湯を飲む
手足がしっかり温まったら、最後はカラダ全体を生姜湯で温めましょう。
ただし、生の生姜はカラダを冷やす作用がありますので、ちょっと面倒ではありますが、フライパンで熱した生姜をお湯に入れ、少量の蜂蜜で甘さを加えてください。
この状態で布団に入ると、かなり冷えが改善されているハズです。
最後に、冷えにつながる寝具の話しを。
寝具の中でも敷布団は、寝ている間の汗を吸って湿気がたまりやすいのですが、長年使用していると通気性が低下して、睡眠中に蒸れて汗がカラダにまとわりつくようになります。
すると、気化熱の影響でカラダが冷えてしまいますし、血流をコントロールする自律神経にまでダメージが加わり、冷えがひどくなることも。
寝具の寿命が過ぎていたら、お気に入りの寝具でも迷わず新品に交換しましょう!
こうした寝具の見直しも、温活の1つだと考えてくださいね。