コラム August 06, 2023

【夏の睡眠美容の必須知識】光の調整でメラトニンを味方につける!

わたしたちは夜になると、いつも決まった時間に眠くなりますよね?
眠気を発生させるのは「メラトニン」というホルモンの作用で、起床時に太陽光を浴びてから約15時間後に分泌量が高まります。
そして、心身が休息モードに入り、睡眠をとって一日の活動でたまった疲労やストレスを回復しているんですね。

このメラトニンは、お肌の健康に関わる重要な役割を持っています。
本記事ではアンチエイジングに欠かせない知識として、メラトニンについてわかりやすく解説していきますので、みなさんの生活習慣を見直すきっかけにしてください。

メラトニンはカラダで作られる強力な抗酸化物質

メラトニンにはさまざまな働きがありますが、美容面での作用としてまず押さえておきたいのは、肌細胞を老化させる活性酸素の除去を促す作用です。
活性酸素は紫外線やストレスなどの影響で増えるのですが、放置しておくとシミやしわが増えていき、肌の外側からのアプローチであるスキンケアではカバーできなくなることも。
そこで、カラダの内側からケアする必要があるのですが、重要な役割を果たすのがメラトニンなんです。
メラトニンは肌老化を防ぐ抗酸化物質と同じ働きがあり、カラダの免疫力も高めてくれます。
また、活性酸素の増加は自律神経失調にもつながり、不眠やホルモンバランスの乱れ、血行不良などを招いてお肌のダメージを増加させるんです。
不規則な生活を続けていると、このメラトニン分泌量が減ってしまいますから、お肌の健康維持のためにも規則正しい生活を送ることを心がけてください。

"最高の美容液"の分泌もメラトニンが関わっている

強力な抗酸化物質であるメラトニンの作用で、もう1つ覚えておきたいのが、「最高の美容液」と呼ばれている成長ホルモンの分泌を促す働きもあるということです。
成長ホルモンには、肌代謝(ターンオーバー)やコラーゲンの生成を促したり、ダメージを受けたお肌の修復をしたりといった作用があります。

しかし、起床時間が毎日同じではないとか、夜になってもメラトニンの分泌を妨げる光(明るい照明やスマートフォンの画面など)を浴びるといった生活を続けていると、成長ホルモンの恩恵が受けられなくなるんです。
また、成長ホルモンは眠りについてから3時間の間に分泌量が高まりますから、眠りについてすぐに目が覚めるような睡眠では、お肌の修復は行なわれず"老化一直線"となってしまいます。
先ほどもお話ししたとおり、スキンケアはあくまでもお肌の外側からのアプローチで、メラトニンや成長ホルモンの分泌を妨げない行動が、カラダの内側からのスキンケアと認識して、この機会に生活習慣を見直してみましょう。

さらに、深い眠りを得るためにマットレスの状態もチェックしてみましょう。
もし、へたりが激しかったり、反発力が自分に合わないと感じたりしたら、GOKUMINのオンラインショップで新しいマットレスを見つけてみてください。
自分のカラダに合わせて反発力を調整できる寝具で眠れば、今までにない極上の眠りが堪能できて、お肌の状態も数ランクアップすることが期待できますよ!