ひどく疲れている日に寝ていると、意識はあるのにカラダの自由が効かなくなることがありますよね?
これが俗に言う、「金縛り」の状態です。
心霊現象と思っている方もいるようですが、実はこれも睡眠障害によって発生する1つの症状なんですよ。
レム睡眠の時は脳が覚醒している
わたしたちの睡眠は、脳を休めるためのノンレム睡眠と、カラダを休めるためのレム睡眠を繰り返しています。
レム睡眠の脳は覚醒状態にあり、起床時よりも活発にはたらいているんですよ。
眠りにつくと、最初にノンレム睡眠が表われるのですが、疲労やストレスがたまり過ぎていると、先にレム睡眠に入ることがあります。
このタイミングで夢を見ると、脳は覚醒状態にあるワケですから、カラダが動かない状態で不思議な体験をしていると錯覚してしまうのです。
「霊に襲われた」
などと思うのは、悪夢を見ているからでしょう。
このような金縛りが続くということは、カラダに相当な疲れがたまっている証拠ですから、睡眠不足を解消するとともに、寝具環境を早急に見直しましょう。
深い眠りに欠かせないのは寝具の反発力
脳がしっかり休まると、わたしたちのストレスはどんどん解消していき、翌日から元気に活動できます。
しかし、寝具がへたっていたり、反発力が低くて体圧分散ができない状態になっていたりすると、浅い眠りの時間が増えて心身への負荷が増加するのです。
さらに、寝返りが打てないことも深い眠りの妨げになりますから、マットレスには適度な反発力が必要と言えますね。
頻繁に金縛りにあう方は、この記事を見たことをきっかけに、高反発マットレスに買い替えてみませんか?
通気性も優れたタイプでしたら、睡眠の質がどんどんアップして、金縛りに状態になることなく、朝までグッスリ眠れるようになりますよ。