男性にも実践してほしい！紫外線対策が快眠につながる！

わたしたちが呼吸によって取り込む酸素の一部は、体内で「活性酸素」に変わって、体外から侵入してくるウイルスなどを死滅させるはたらきを担います。
しかし、この物質が増えすぎると、カラダにさまざまな影響が出てきて、不眠症状につながるのです。
規則正しい生活を続けていて、ストレス解消もしっかり実践しているのに眠りが浅いと感じるのは、活性酸素が影響しているかも？

活性酸素が増えるとどうして不眠に？

活性酸素は健康的な生活を続けるうえで不可欠な物質ですが、ストレスがたまりすぎたり、紫外線を浴びる量がアップしたりすると、細胞にダメージを与えて老化を進めます。
また、疲労が蓄積するのも活性酸素の増量が原因です。
この増えすぎた有害物質は、睡眠をとることで不要な分が除去されるのですが、あまりにも量が多すぎるとその作業が追い付かず、体内にどんどん蓄積していきます。 すると、次第にストレスへの対応力が低下していき、さらなる活性酸素が発生して疲労が抜けにくい体質に。
こうしたダメージが影響して寝つきが悪くなり、夜中に何度も目が覚めることも多くなって、不眠症を引き起こすというワケです。

紫外線対策は男性も毎日行なうのが基本

このような負のスパイラルに陥らないためにも、外出時は帽子をかぶるとか、サングラスをするなどして、太陽光に含まれる紫外線からカラダを守る習慣を身につけてください。
男性は美容に無頓着であることが多いですから、紫外線対策はほとんどしていないと思いますが、快眠を守るために、ぜひ、今日から実践してみましょう。
疲労の蓄積から解放されると、眠りが深くなって睡眠の質が上がり、爽快な朝を迎えられるようになりますよ。 外出時間が長くなった日は、活性酸素の分解を強力にサポートする、「抗酸化物質」を多く含む食品の摂取をお忘れなく！
レモンやみかんなどのかんきつ類、ナスやパプリカなど色が濃い野菜は、抗酸化物質の含有量が多いのでおすすめです。 （監修：精神科医・内科医　豊田早苗医師）