コラム December 02, 2018

マットレスがカビていたら?ネットで紹介されているケアは避けるべき?

熱帯夜続きの夜が続いた今年の夏は、寝ている間にかいた汗の量も増え、マットレスには、かなり湿気がたまっています。

布団をたたむときや、マットレスのカバーを換える時に、寝具が湿っているとか、湿気の影響で重量が増していると感じることも多いですよね。

それどころか、所々、カビが黒い斑点状に発生していることも・・・。

布団のカビは自宅でケアしないのが原則

カビが発生したマットレスで寝ていると、アレルギー反応を起こしてしまったり、呼吸の時に体内に入り込んでしまったりして、眠りがあさくなるばかりか、病気リスクが高まってしまいます。

こうしたトラブルへの対処は、ネットでも多くのサイトで紹介されていますが、中には危険な方法もあるので注意が必要です。

たとえば、エタノールで消毒する方法。

カビを殺菌することはできるものの、部分的なケアしかできませんし、カビを落とす時に胞子が飛び散ってしまい、他の場所で新たなカビが生えてしまうことも。

また、重曹によるケアはカビの色を薄くするだけで、カビ菌が死滅することはありません。

カンタンなケアでカビ退治ができたと思っていても、逆に、菌を拡散してしまう可能性があることも認識しておきましょう。

マットレスのケアは専門業者に

布団にカビが生えていることが分かったら、自分でケアしようとせず、専門のクリーニング業者に頼むのが無難です。

専用の洗剤で布団の生地を傷めることなくキレイにしてくれますので、クリーニングが終わった後も安心して使えます。

もし、カビの発生範囲が広かったら、迷わず新しいマットレスに買い替えましょう。

カビの胞子がマットレスの奥まで入り込んでいて、将来的にさまざまな健康トラブルを招く可能性があります。

通気性がよく、寝返りがうちやすい高反発タイプのマットレスを選べば、寝具の衛生状態を最適に保ちやすくなりますよ。