コラム February 14, 2020

次の休みから実践!月曜日を“ブルーマンデー”にしない4つの習慣!

休日が終わり近づく日曜の夜、みなさんはいつも憂鬱な気分でグッタリしていませんか?
こんな夜を解消するには、日中の過ごし方を見直すのが一番!
ちょっとした生活習慣の改善で、
「来週から、また頑張ろう!」
と意欲がわいてきて、月曜の朝も気持ちよく目覚められますよ。



休日は朝の行動で夜の気分が変わる!?

忙しい毎日を送っていると、休みの日は目覚め詩時計をOFFにして、昼ぐらいまで寝ている方も多いことでしょう。
また、疲れがたまっていると、ベッドから出るのもおっくうになり、寝室で過ごす時間も増えますよね。

しかし、くつろいでいるはずのこうした行動が、夜のブルーな気分につながるのです。

では、具体的にどのように改善すればいいのか、ご自身の行動と照らし合わせてみてください。

1.休日の朝寝坊は1~2時間程度にとどめる

休日に寝だめをすると、夜になって眠れなくなることがありますよね?
これは、睡眠ホルモンである「メラトニン」が分泌される時間が、平日より遅くなってしまうからです。



メラトニンは、起床して光を浴びてから約15時間後に分泌されますので、昼まで寝ていると、眠くなるのは夜中になってしまうのです。
このようなカラダの仕組みを考えて、休日の睡眠は、平日より1~2時間ぐらい長めにするのがベスト。
起きたらすぐにカーテンを全開にして、頭をスッキリさせてください。

2.目が覚めたらパジャマに着替えてベッドから出る

パジャマやベッドは、寝るときに利用するものと、脳は認識しています。
1日中着替えずに、ベッドでゴロゴロしていると、夜に入眠しにくくなるのです。
休日でも起きたらすぐに室内着に着替えて、リビングで過ごすようにしましょう。

3.夜遅くまでテレビを見る

見たい番組がないのに、寝る直前までテレビを見ていると、脳が覚醒状態に陥って眠りを妨げます。
夜は刺激の少ない生活を心がけ、読書などをしてのんびり過ごすと、快眠につながるんですよ。



4.飲酒は午後6時ぐらいに終了する

アルコールも脳を覚醒させますが、その作用は長時間にわたります。
寝る間際までお酒を飲んでいると、眠りが浅くなって中途覚醒を引き起こしますから、午後6時を目途に、ノンアルコールドリンクに切り替えてください。

飲む量は、ほろ酔いになる程度にとどめるのがベストです。



いかがでしたか?
すべての行動を一度に変えるとなると、かえってストレスがたまって睡眠にも影響が出るかもしれませんので、1か月で改善することを目標にしてみましょう。

平日の行動力や意欲がアップして、休日も有意義に過ごせるようになりますよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)