コラム September 22, 2022

眠れない夜にお試しを!ラベンダーの香りが持つ驚きの入眠効果とは?

おやすみ前のリラックス方法の1つとして、天然アロマの香りを活用する人が増えています。
中でもラベンダーの香りは、「睡眠によいアロマ」として専門店やメディアでも紹介されていることが多いのですが、その理由をご存じでしょうか?
本記事ではラベンダーの香りが持つ働きについて解説していきます。
香りが睡眠に与える影響を、知識として押さえておきましょう。

香り成分酢酸リナリルが自律神経を整える!

フローラル調でハーブ特有の爽やかな香りが魅力のラベンダー。
その香りを嗅ぐと心身がリラックスしていきますが、ココロが落ち着く原因はラベンダーの香りの中に酢酸リナリルという香り成分が含まれているからです。
酢酸リナリルは緊張を鎮め、副交感神経の活動をサポートする働きがあります。

副交感神経が優位に立つとココロとカラダが休息モードになるので、自然な眠気を導いてくれるのです。
特筆すべきなのは、そのリラックス効果には即効性があるということ!
嗅覚は五感の中で唯一ダイレクトに大脳に作用する本能的な感覚器ですから、香りを嗅いだ瞬間、リラックスが進むんです。
ですから、布団に入ってから香りを嗅いでも十分効果が実感できますよ。

セロトニンを誘発する作用もある!

私たちが夜眠くなるのは、睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されるからなのですが、その材料となるのがセロトニンです。
酢酸リナリルには、そのセロトニンを誘発する効果があるとされています。
また、イギリスの老人病院で行われた研究によると、睡眠薬を服用している患者に、睡眠薬を飲まずにラベンダーの香りを嗅いで眠ってもらったところ、薬がなくても眠りが深くなったという結果がでています。

日本でも、
「心身のリラックス効果が高い」
「不安やイライラを軽減する」
として、メンタルケアにラベンダーの香りを利用している病院もあるんですよ。

なかなか眠りにつけないとお悩みの方は、このラベンダーを試してみてはいかがでしょうか。
アロマは専用のデュフューザーを使用し、室内に香りを拡散して楽しむのですが、面倒だという方はティッシュや布にラベンダーのアロマオイル(精油)を一滴垂らして枕元に置くだけでもいいですよ。

(監修:精神科医・内科医 豊田早苗医師)