コラム March 15, 2019

スギやヒノキだけじゃない!快眠を奪う花粉症から身を守る方法とは?

スギやヒノキなど、花粉症の方を悩ませる花粉の飛散がひと段落しましたね。 しかし、これからの季節はイネやシラカンバといった植物の花粉が飛び始め、新たなアレルギー症状を引き起こします。 寝ている間に鼻が詰まると、眠りが浅くなって睡眠障害を引き起こしやすくなりますから、本記事を参考に快眠対策を徹底しましょう!

免疫が下がると花粉症になることも

花粉症は春シーズンだけ発症する症状と思われがちですが、樹木や田畑が多い日本では、1年中何かしらの花粉が飛散しています。 スギやヒノキほどではなくても、鼻づまりや肌のかゆみ、気管支炎などを引き起こすリスクはありますので、油断は禁物です。 とくに、寝ている間にこのような症状が発生すると、心身の疲労やストレスの回復を進める深い眠りが得られず、次第に体調が悪化していきます。 今はアレルギー症状がない方も、免疫力が低下すると花粉症を発症することもありますので、これから夏になるまで、寝具のケアをこまめに行なうようにしましょう!

寝具や寝室の花粉対策3つ

花粉の影響を最低限にして、朝までグッスリ眠るためには、下記に挙げる3つのポイントに注意してください。 (1)マットレスにも必ずシーツを敷く 肌触りのよいマットレスなどは、シーツを使わずにそのまま寝たくなるものです。 しかし、寝室内で飛散している花粉が寝具に付着すると、内部にまで侵入して、カラダにダメージを与えます。 こうしたトラブルを避けるためにも、マットレスを使っている方も、必ずシーツを併用してくださいね。 (2)寝室の床掃除を徹底する 外から侵入してきた花粉がもっとも集中しているのは、リビングや寝室の床です。 そして、歩くたびに花粉は舞い上がって空気中をただよい、カラダや寝具に付着していきます。 こうした特徴を踏まえて、寝室の床掃除は丁寧に行なうことを心掛けてください。 フローリングの床はカーペットより花粉が舞いやすくなっていますから、週に2~3回は水拭きをした後、湿気がこもらないように乾拭きをしましょう。 (3)シーツや枕カバーをこまめに交換する 花粉が付着する枕カバーやシーツ、布団カバーなどは、最低でも週に1回は交換するといいですよ。 忙しくて寝具ケアの時間が取れない方は、粘着テープが付いた掃除器具(コロコロ)を使って、寝る前に汚れを取り除くようにしてください。 以上、3つのケアを習慣にすれば、これからの季節も花粉の影響を受けず、快適な眠りに誘われて、質の高い睡眠が得られることでしょう。