コラム April 21, 2019

梅雨シーズン目前!今すぐチェックすべき枕の状態と快眠対策

これから、ジメジメした毎日が続く梅雨シーズンに突入します。 この時期に注意したいのが、寝具環境の悪化による睡眠障害です。 見落としがちなポイントが原因で睡眠が浅くなり、次第に病気リスクが高まっていくこともあるんですよ!

睡眠中は頭部も汗をかくので枕の湿度が上がる

人間は寝ている間に200ml以上の汗をかくといわれていますが、これは背中やワキなど発汗しやすい部位だけのことではありません。 頭も蒸れた状態になり、とくに後頭部からは多くの汗が出て、その水分が枕に吸収されていくのです。
汗を吸った枕を放置しておくと、次第に中の素材の湿度が高まっていき、ダニやカビが繁殖しやすい環境になります。 これに追い打ちをかけるのが寝室の湿気で、湿度が高くなる梅雨シーズンは、敷き布団や掛布団だけでなく、枕もジメジメした状態に。 ダニやカビは、寝ている間にかゆみや炎症などの症状を引き起こすため、深い眠りが妨げられて、疲労やストレスの解消が進まなくなります。 さらに、ダニのフンやカビの胞子が口や鼻から侵入して呼吸器などのダメージを与え、健康リスクをどんどん高めていくんですね。

機能が低下した枕は迷わず買い替える

普段、敷き布団や掛布団のケアをしていても、枕は布団に置いたままにしてしまいがちです。 しかし、放置しておいても内部にたまった水分は放湿されませんから、朝起きたらベッドの背もたれや壁に立てかけて、枕全体が空気に触れるようにケアするのが基本。 前面から水分が抜けていくようにしつつ、週に数回は扇風機の風を当てるなどして、乾燥が進むように徹底ケアしてください。 このようなケアを続けているにも関わらず、枕の反発力が低下していたり、ジメジメした状態が変わらなかったりしたら、それは買い替えのサインです。 快眠をサポートする機能がなくなった枕を使い続けていると、睡眠の質はどんどん低下していきますので、通気性に優れた枕を手に入れましょう。 枕が変わるだけで、今まで抱えていて寝つきの悪さや、夜中に何度も目が覚めるといった睡眠の悩みが、一気に解決するかもしれませんよ!