コラム July 14, 2019

夕方や仕事帰りのうたた寝は厳禁!その理由は脳の睡眠欲求にあった

睡眠不足を補うとか、午後の行動力をアップさせるための昼寝は、医師も勧める習慣です 。
しかし、夕方や仕事帰りにうたた寝すると、夜の睡眠に影響します。
本記事を読んでカラダのメカニズムを覚えて、疲労とストレス解消が進む理想の眠りを目 指しましょう! shutterstock_450800218

疲労がたまると起こる脳の反応とは?

朝起きてから、仕事や家事で頭やカラダを使っていると、次第に疲労がたまっていきます 。 夕方ぐらいになると、かなりへとへとになって、行動力も低下しますよね。 こうした状態を解消するために、脳は睡眠をとって疲れをとり、カラダに危険が及ぶこと を防ぐため、眠気を発生させて睡眠を促すのです。
この生理現象に従って夕方頃にうたた寝してしまうと、脳の睡眠欲が充足されてしまい、 夜になっても眠くならない状態に陥ります。
快眠を得るための条件の1つとして挙げられるのは、布団に入る2時間ぐらい前から脳の睡 眠欲が高まることですから、どんなに眠くても夕方の睡魔は我慢するようにしてください ね。 shutterstock_1065757685 (1) もし、眠くて我慢できないぐらいつらかったら、まぶしいぐらいの光を見てください。 光の刺激で、眠気がおさまりますよ。

昼寝をする時の注意点は?

夕方のうたた寝はNGですが、午後2時までの昼寝は、毎日でも取り入れたい習慣です。 ただし、夜と同じように布団に入って寝てしまうと、深い眠りに入ってしまい、寝起きの 気分が悪くなってしまいます。
昼寝は浅い睡眠を15分程度とるのが基本で、椅子に座った状態か、机に突っ伏して眠るよ うにしてください。
寝る前にカフェイン飲料を飲むと、寝起きに頭の覚醒度が高まりますが、夜の寝つきが悪 い方はその作用が長時間にわたっている可能性がありますので、コーヒーや緑茶などの摂 取は避けてくださいね。 shutterstock_585768302 このような眠りの特徴をマスターして、みなさんの生活習慣に取り入れば、夜の睡眠の質 が上がるだけでなく、生活全般の充実度がアップしますので、ぜひ、試してみてください 。